注文住宅を検討していると、「同じ30坪くらいなのに、なぜこんなに価格差があるの?」と疑問に思う方は多いはずです。
高い家=豪華、安い家=最低限、という単純な話ではありません。実は価格差の正体は、完成後には見えにくい部分にあります。
ここでは、安い家と高い家の違いを、暮らし目線で整理していきます。
違い① 見た目では分からない「構造」と「耐久性」
安い家も高い家も、どちらも建築基準法はクリアしています。
ただし、その“先”をどこまで考えているかが大きな違いです。
安い家は、必要最低限の構造仕様で建てられていることが多く、「今住めること」を重視しています。
一方、高い家は、耐震等級や構造計算、将来の劣化まで見据えた材料選びなど、「長く安全に住み続けること」を前提に設計されています。
地震や経年変化への考え方が、価格に反映されるポイントです。
違い② 住み心地を左右する「断熱・気密・換気」
完成見学会では分かりにくいのが、断熱・気密・換気の違いです。
しかし、ここは住み始めてから毎日体感する部分でもあります。
安い家は、断熱材の種類や施工精度が最低限で、
夏は暑く冬は寒い、結露しやすいといった問題が起きやすい傾向があります。
高い家は、断熱・気密・換気をセットで考え、
室温・湿度・空気の流れまで含めて快適さを設計しています。
キノエデザインOSAKAの「深呼吸する家」も、性能だけでなく“空気の質”まで大切にしている理由はここにあります。
違い③ 素材の考え方は「初期費用」か「長期目線」か
安い家では、量産型の建材が多く使われます。
初期費用は抑えられますが、表面材の劣化や設備の寿命が早く、
10年・15年後に張り替えや交換が必要になることも少なくありません。
高い家は、無垢材や漆喰など、
経年変化を前提にした素材を選ぶケースが多く、
「直しながら長く使う」ことを想定しています。
目先の金額だけでなく、住み続けたトータルコストに差が出る部分です。
違い④ 設計は「間取り」だけか「暮らし」までか
安い家は、あらかじめ用意されたプランをベースに調整することが多く、
打ち合わせも効率重視になりがちです。
高い家では、
・家事の流れ
・収納の使い方
・子どもの成長や老後の暮らし
といった、生活の中身から設計を考えていきます。
同じLDK、同じ広さでも、「使いやすさ」が大きく変わる理由はここにあります。
違い⑤ 施工精度は価格に正直に出る
図面が同じでも、施工の丁寧さによって家の性能は変わります。
断熱材の入れ方、気密処理、下地の精度などは、
完成後に見えないからこそ差が出やすい部分です。
安い家は工期が短く、職人さんの手間をかけにくい場合もあります。
高い家は、施工管理やチェック体制にコストをかけ、
「設計通りにつくる」ことを大切にしています。
違い⑥ 価格差は「贅沢」ではなく「考え方の差」
注文住宅の価格差は、
キッチンが高級かどうか、坪数が広いかどうか、だけではありません。
・何年住む家なのか
・将来の修繕や住み替えをどう考えるか
・日々の快適さをどこまで重視するか
その考え方の違いが、結果として金額に表れています。
安い・高いではなく「納得できる家」を選ぶ
注文住宅で大切なのは、
「安いか高いか」ではなく、「何にお金をかけている家か」を知ること。
キノエデザインOSAKAでは、
目に見えるデザインだけでなく、
住み心地・空気・素材・将来性まで含めて家づくりを考えています。
価格の理由が分かれば、家選びはもっと安心できるものになります。